「挙式なし」で「パーティーだけ」。 今、賢いカップルが選ぶ【お披露目パーティー】という選択肢

「結婚式=チャペルで愛を誓って、その後に披露宴」

そんなこれまでの常識にとらわれないカップルが増えています。

 

最近のトレンドは、堅苦しい挙式(セレモニー)をカットし、ゲストと食べて飲んで語り合う「結婚パーティー(お披露目会)」だけを行うスタイル。

 

「ナシ婚(何もやらない)」でもなく、「派手婚」でもない。

 

自分たちにとってもゲストにとってもメリットだらけの、この新しいスタイルの魅力と、成功させるためのポイントを数千組の結婚パーテイをプロデユースしてきた私達がご紹介します。

 

 

なぜ今、「挙式なしパーティー」が選ばれるのか?

 

1. 予算を「本当にこだわりたい所」に集中できる

一般的な挙式料(チャペル使用料や牧師への謝礼、聖歌隊など)は、平均で20万〜30万円ほどかかります。

 

このセレモニー部分をカットすることで、浮いた予算を「料理のランクアップ」や「ゲストへの引出物」、あるいは「新婚旅行」や「新生活」に回すことができます。

 

形式にお金をかけるより、ゲストの満足度や二人の未来にお金を使う。非常に合理的な選択です。

 

 

2. 「見世物」になる恥ずかしさがない

「みんなの前でキスをするのが恥ずかしい」「バージンロードを歩くのが照れくさい」

そんなシャイな新郎新婦にとって、パーティーのみのスタイルは精神的にとても楽です。

 

入場して乾杯すれば、あとはみんなと楽しく会話するだけ。ガチガチに緊張せず、いつもの二人の笑顔で過ごせます。

 

 

3. ゲストとの距離が圧倒的に近い

挙式があると、どうしても移動時間や待ち時間が発生し、新郎新婦とゲストが話せる時間は限られてしまいます。

 

パーティーだけなら、スタートからラストまでずっとゲストと同じ空間にいられます。

 

高砂(メイン席)に座りっぱなしではなく、ソファ席にしたり、自分たちがビールサーバーを担いで各テーブルを回ったりと、自由なスタイルで交流を深められます。

 

 

 

4. 準備がシンプルで楽!

挙式のリハーサルや、細かい進行の打ち合わせが不要になります。

 

忙しい共働きカップルや、授かり婚で体調を気遣いたい新婦様にとっても、準備の負担が少ないのは大きなメリットです。

 

 

「ただの飲み会」にしないためのポイント

鍵は『宴内人前式(えんないじんぜんしき)』

 

 

「挙式はしないけど、何も誓わないのは寂しいかな?」

「親に対して、けじめとして何か見せ場を作った方がいい?」

「ただの飲み会だと思われないか心配…」

 

そんなお二人におすすめなのが、パーティーのプログラムの中に組み込む「宴内人前式」です。

 

わざわざチャペルに移動せず、パーティー会場の中で、乾杯の直前などに5分〜10分程度で行うミニセレモニーのことです。

 

・指輪の交換だけ行う

・結婚誓約書にサインをしてお披露目する

・ゲスト全員に結婚の承認(拍手など)をもらう

これを取り入れるだけで、パーティーの冒頭がグッと締まり、「二人が夫婦になった」という実感が湧く感動的なシーンを作ることができます。もちろん、追加の挙式料はかかりません。

 

大阪,1.5次会,2次会,カメラマン

 

 

成功させる会場選びのコツ

挙式を行わない分、パーティー会場の「質」がそのまま結婚式の印象になります。

会場選びでは以下の3点を意識しましょう!

 

1,「料理」が美味しいこと

セレモニーがない分、ゲストの楽しみは「食」に集中します。ここには一番こだわりましょう。

 

2,「プライベート感」があること

他の利用客が気にならない「貸切」ができる会場がベスト。アットホームな空気感が作れます。

 

3,「自由度」が高いこと

形式にとらわれない分、持ち込みの自由さや、レイアウト変更に柔軟な会場(レストランなど)がおすすめです。

 

 

まとめ:形式よりも「感謝」を伝える1日を

結婚式の本質は、豪華なチャペルでも、高価な衣装でもありません。

 

「二人が夫婦になったことを報告し、大切な人たちに感謝を伝えること」です。

 

挙式をしなくても、美味しい料理と二人の笑顔、そしてゲストへの感謝の気持ちがあれば、それは立派な結婚式です。

 

型にはまらない、お二人らしい自由なパーティーで、最高にハッピーな一日を叶えてください。

 

この記事を書いた人

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「あやか」ウェディング業界15年、全国800組以上の会費制ウェデイング・1.5次会をプロデュース。
1.5次会というスタイルを全国へ広めた「1.5次会Party」創業メンバー。
ウェデイングプランナーだけでなく、キャプテンやサービス責任者として現場の最前線でも活躍。この経験から生まれる1.5次会・会費制ウェディングの情報量と会場の知識は日本1かも?

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