25年最新版】結婚式の余興、何する?プロが徹底解説!おすすめアイデア10選&依頼マナーの完全ガイド
「結婚式の余興、誰に何をお願いしたらいいんだろう…」
「もし盛り上がらなかったらどうしよう…というプレッシャーがすごい」
「正直、友人に負担をかけたくない。でも余興がないのも寂しい?」
この「余興問題」、新郎新婦様にとって本当に大きな悩みのタネですよね。
結論から言うと、最高の余興とは「おふたりの結婚式のコンセプトに合っていて、ゲストが心から楽しめるもの」です。
そして、それを実現するためには、アイデアの引き出しと、正しい知識(特に依頼マナー)が不可欠。
・そもそも余興は必要か?という根本的な問いへの回答
・カテゴリー別のおすすめ余興(時間・メリット・注意点付き)
・【超重要】失敗しないための依頼マナーと感謝の伝え方
これら全てを網羅した、まさに「余興の完全ガイド」として、おふたりの不安を解消します。
そもそも、結婚式の「余興」は絶対に必要?
本題に入る前に、この根本的な問いにお答えします。答えは「NO」です。
一昔前は、余興があって当たり前という風潮でした。
しかし現代では、おふたりの考え方を尊重し、「余興なし」の結婚式も全く珍しくありません。
<余興を「行わない」メリット>
・ゲストに負担をかけずに済む。
・準備や依頼に関する、新郎新婦の精神的・時間的負担がない。
・ゲストとの歓談時間や、食事をゆっくり楽しむ時間を十分に確保できる。
<余興を「行う」メリット>
・披露宴のプログラムにメリハリが生まれ、中だるみを防げる。
・会場全体に一体感が生まれ、祝祭感が高まる。
・ゲストの新たな一面を知るきっかけになる。
大切なのは、「やるべきだからやる」のではなく、「ゲストとこんな時間を過ごしたいから、その手段として余興を取り入れる」という考え方です。
この軸さえブレなければ、おふたりにとっての正解が見えてきます。
【カテゴリー別】プロが厳選!結婚式のおすすめ余興アイデア
では、具体的なおすすめ余興を、詳細な解説付きで見ていきましょう。
【映像系】感動と安定感の鉄板チョイス
事前に準備ができ、当日のクオリティが保証されているのが最大の強み。
お色直し中など、プログラムの隙間を感動で埋めてくれます。
① プロフィールムービー
おふたりの人生をゲストと共に振り返る、定番にして王道の演出。
・おすすめ分数: 5~7分
・メリット: おふたりの人柄や背景がゲスト全員に伝わり、披露宴後半への感情移入が深まります。ご両親や親族にとっては、子育ての思い出が蘇る感動的な時間になります。
・デメリット・注意点: BGM1曲半(約6〜7分)を超えると、ゲストは長く感じ始めます。写真の羅列だけだと単調になりがちなので、写真に添えるコメントを工夫したり、短い動画を挟んだりすると格段に良くなります。
・こんなカップルにおすすめ: ゲスト同士の接点が少ない(例:親族中心、友人中心など)、おふたりの馴れ初めをきちんと伝えたい。
・プランナーからのワンポイント 生い立ち写真の最後に、「本日はありがとうございます。これからも、私たちの歴史を一緒に作ってください」といった、未来に向けた手書きメッセージを入れると、締め方がとても美しくなります。
② サプライズムービー
予測不能な感動を呼ぶ、最高のプレゼント。
・おすすめ分数: 3~5分
・メリット: 主役のリアルな驚きと感動が、会場全体を温かい空気で包みます。遠方や病気で参加できなかった方からのメッセージも届けられ、物理的な距離を超えた繋がりを感じさせます。
・デメリット・注意点: 友人や家族に制作を依頼する場合、依頼された側の負担はかなり大きいです。また、新郎(または新婦)が内緒で準備している場合、プランナーに必ず共有してください。他の演出と重複したり、進行の妨げになったりするのを防ぐためです。
【パフォーマンス系】ライブ感で会場を沸かせる!
その場の空気と一体になるライブ感は、何物にも代えがたい魅力。
ゲストの特技が、最高の形で輝く瞬間です。
③ダンス・フラッシュモブ
会場のボルテージを一気に最高潮へ引き上げる、エンターテイメント性の高い余興。
・おすすめ分数: 3~5分(BGM1曲分)
・メリット: 会場全体が手拍子などで一体となり、祝祭感が爆発します。動きが華やかなので、写真や映像の見栄えも抜群です。
・デメリット・注意点: 練習の負担が非常に大きいです。依頼された友人が無理なく楽しめるレベルの曲や振り付けを選びましょう。また、会場の広さや床の材質によっては、パフォーマンスが制限される場合があります。必ず事前にプランナーに確認してください。
・こんなカップルにおすすめ: 明るく賑やかな雰囲気が好き、友人と一緒に盛り上がりたい
④楽器演奏・歌
音楽の力で、空間を感動的にも、楽しくも彩る余興。
・おすすめ分数: 3~5分
・メリット: おふたりの思い出の曲を演奏してもらえれば、その曲が一生忘れられない特別な一曲になります。生演奏ならではの音の響きは、空間を上質で感動的なものに変えてくれます。
・デメリット・注意点: 演奏者のプレッシャーは相当なものです。必ず「無理なく、楽しんで演奏してもらえること」を最優先に考えましょう。また、会場の音響設備や楽器(特にピアノやドラムセット)の有無、使用料などを事前に必ず確認し、その情報も伝えた上で依頼しましょう。
【全員参加ゲーム系】一体感を生む最強ツール
内輪ノリを避け、お子様からご年配の方まで、全てのゲストが主役になれるのがこのカテゴリーの強みです。
⑤ 新郎新婦クイズ
おふたりに関するクイズで、ゲストに楽しみながら理解を深めてもらう演出。
・おすすめ分数: 10~15分
・メリット: 準備が比較的簡単で、誰でも気軽に参加できます。テーブル対抗戦にすれば、初対面のゲスト同士の会話のきっかけにもなります。
・デメリット・注意点: 問題がマニアックすぎると一部の人しか楽しめません。「プロポーズの場所は?」のような定番問題と、「新郎の意外な特技は?」のような少し面白い問題を織り交ぜるのがコツ。景品は「もらって少し嬉しいけど、荷物にならないもの(高級なお菓子、ギフトカードなど)」が喜ばれます。
⑥ ドレスの色当てクイズ
お色直し再入場の期待感を、エンターテイメントに変える秀逸なアイデア。
・おすすめ分数: 投票は歓談中、結果発表は再入場後5分程度
・メリット: ゲストの待ち時間を「ワクワクする時間」に変え、再入場の瞬間を劇的に盛り上げます。準備も投票箱と案内ボード程度で済むため、負担が少ないのも魅力です。
・デメリット・注意点: 景品を渡す際、「正解者の中から抽選で〇名様に」という形にしないと、正解者が多すぎた場合に収拾がつかなくなります。
失敗しないための依頼マナーと感謝の伝え方
どんなに素晴らしいアイデアも、依頼の仕方や感謝の伝え方を間違えると、後味の悪いものになってしまいます。以下のステップは必ず守ってください。
①依頼は3ヶ月前までに、直接会って丁寧に LINEやメールで済まさず、直接会って「あなたにお願いしたい」という気持ちを伝えるのが最低限のマナーです。
②「もし無理なら、断ってくれて大丈夫」の一言を添える 相手を思いやるこの一言が、相手の精神的な負担を軽くします。
③結婚式のコンセプトやゲストの層を共有する 「親族中心の落ち着いた雰囲気」「友人中心の賑やかなパーティー」など、式の雰囲気を伝えることで、相手も内容を考えやすくなります。
④費用についてこちらから切り出す 練習のスタジオ代や、材料費など、費用がかかる場合は「費用は私たちで負担するね」と必ず申し出ましょう
⑤プランナーとの連絡役は新郎新婦が担う 会場設備や当日の流れについて、友人が直接プランナーとやり取りするのは大変です。新郎新婦が間に入り、情報の橋渡しをしましょう。
⑥当日は、司会者から心を込めて紹介してもらう 「新郎の学生時代からの大親友で、〇〇さんです!」など、素敵な紹介コメントを事前に考えておきましょう。
⑦「お礼」は「お金」ではなく「品物」で 。
現金でのお礼は、かえって相手に気を使わせてしまいます。相手の好みに合わせたプレゼントや、少し高級なギフト券などを、1万円〜2万円程度の予算で用意するのが一般的です。
結婚式の余興は、ふたりからゲストへの、そしてゲストからふたりへの「想いの交換」です。
どの余興を選ぶにしても、その根底に「ゲストに楽しんでもらいたい」「素晴らしい時間を共有したい」という、おもてなしの心があれば、必ず成功します。
この記事が、おふたりとゲストにとって、一生忘れられない温かい時間を創り出すための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
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