【プランナーから返信が来ない】レスポンスが遅い!とイライラした時の対処法と「担当変更」の判断ライン

「メールを送って3日経つのに返信がない…」

「見積もりの修正をお願いしたのに、いつまで待っても音沙汰なし」

 

結婚式の準備中、ウェディングプランナーの「レスポンスの遅さ」にモヤモヤしたり、不安になったりしていませんか?

 

高いお金を払って人生の一大イベントを任せているのに、連絡が取れないと「私たちの結婚式、後回しにされてる?」「このままで当日大丈夫?」と不信感が募ってしまいますよね?

 

この記事では、元業界人の視点から「なぜプランナーの返信は遅いのか」という裏事情と、「確実に返信をもらうための催促テクニック」、そして我慢の限界が来た時の「担当変更」について徹底解説します。

 

 

 

なぜ?プランナーの返信が遅い「3つの裏事情」

まず、敵(?)を知ることから始めましょう。

もちろん「遅い」のはプロとして褒められたことではありませんが、業界特有の事情があります。

 

 

1. 土日は「現場」に出ているため連絡不可

これが最大の理由です。プランナーの仕事はデスクワークだけではありません。

土日祝日は、朝から晩まで結婚式の「現場(施工)」に入っています。

 

インカムを付け、走り回っている最中にメールチェックはできません。そのため、金曜の夜に送ったメールの返信が、火曜(月曜が定休の場合)になることは物理的に避けられない場合が多いのです。

 

 

2. 定休日が「平日」にある

多くの式場は、火曜日・水曜日が定休日です。

 

もしあなたが土日にメールを送り、月曜日が祝日で現場だった場合、プランナーがパソコンを開くのは木曜日…という「魔の空白期間」が生まれることがあります。

 

 

3. 「挙式が近い順」に優先順位をつけている

残酷な事実ですが、プランナーは一人で数十組の顧客を抱えています。

 

どうしても「今週末に挙式をするカップル」の対応が最優先になり、挙式が半年後のカップルへの返信は後回しになりがちです。

 

 

 

これって普通?返信スピードの「許容範囲」

では、どれくらい待たされたら「遅い」と判断すべきでしょうか?

 

当日〜翌日: 【神対応】非常に優秀、もしくは手が空いている。

2〜3日以内: 【普通】業界の標準的なスピード(定休日を除く)。

4〜5日以上: 【遅い】定休日を挟んだとしても、一言「確認中です」の連絡を入れるべき。

1週間以上: 【危険】完全に忘れられているか、業務管理能力に問題あり。

 

 

即レスが欲しい!賢い「催促テクニック」4選

ただ待っているだけではストレスが溜まる一方です。

プランナーを動かし、早く返信をもらうための具体的なアクションをご紹介します。

 

 

1. 件名を「【〇月〇日挙式 〇〇】見積もりの件」と具体的にする

プランナーの受信トレイは毎日大量のメールで埋もれています。

「こんにちは」「質問です」だけの件名では見落とされます。

「挙式日」「名前」「要件(緊急度)」が一目でわかる件名にしましょう。

 

 

2. 質問は「箇条書き」&「番号」を振る

長文のポエムのようなメールは、読むのも返すのも時間がかかります。

 

(1) 招待状の部数変更について

(2) 〇〇の持ち込み可否について

このように番号を振っておけば、プランナーも一つずつ回答しやすくなり、返信スピードが上がります。

 

 

3. 「〇日までに返信ください」と期限を切る

「お手すきの際に」と書くと、永遠に後回しにされます。

 

「次の打ち合わせで検討したいので、〇日(木)の15時までにご回答いただけますでしょうか?」と、こちらの都合を伝えて期限を切りましょう。

 

 

4. メールではなく「式場の代表電話」にかける

これが最強の手段です。

担当者の携帯ではなく、式場の代表電話(サロン)にかけて、「担当の〇〇さんからメールの返信がなく困っています。伝言をお願いできますか?」と伝えます。

 

他のスタッフに「連絡が遅い」という事実が知れ渡るため、担当者は慌てて連絡してくるはずです。

 

 

 

もう限界!「担当変更」を申し出るべき危険サイン

どんなに催促しても改善されない、不信感が拭えない場合は、思い切って「担当プランナーの変更」を検討すべきです。

 

以下のサインが出ていたら、我慢する必要はありません。

 

・1週間以上の音信不通が2回以上あった

・こちらの質問に対し、的外れな回答やごまかしが多い

・「言った言わない」のトラブルが増えてきた

・こちらの依頼を忘れる、ミスを繰り返す

 

 

担当変更のスマートな伝え方

直接本人に言う必要はありません。式場の「支配人」や「責任者」宛に連絡します。

 

単に「あいつが嫌いだ」と感情的に伝えるのではなく、「連絡が取れず、準備に支障が出ていて不安です。安心して当日を迎えたいので、ベテランの方に変更していただけませんか?」と、「不安であること」を理由に伝えるとスムーズです。

 

 

プランナーからのレスが遅いと、結婚式へのモチベーションまで下がってしまいますよね。

 

・土日は現場で忙しいことを理解しつつ、

・件名や期限設定で工夫をして催促し、

・それでもダメなら「電話」か「担当変更」!

結婚式の主役はお客様であるお二人です。遠慮してモヤモヤしたまま過ごす時間は一番もったいないです。

 

「信頼関係」を築けないと感じたら、早めに動くことが、結婚式を成功させるための重要な決断になります。応援しています!

 

この記事を書いた人

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「あやか」ウェディング業界15年、全国800組以上の会費制ウェデイング・1.5次会をプロデュース。
1.5次会というスタイルを全国へ広めた「1.5次会Party」創業メンバー。
ウェデイングプランナーだけでなく、キャプテンやサービス責任者として現場の最前線でも活躍。この経験から生まれる1.5次会・会費制ウェディングの情報量と会場の知識は日本1かも?

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