「挙式なし・披露宴のみ」はアリ?令和の新しい結婚スタイルを徹底解説
「挙式なし・披露宴のみ」はアリ?令和の新しい結婚スタイルを徹底解説
「形式ばった挙式は、なんだか自分たちらしくないな…」
「海外で二人だけで式を挙げたから、国内ではパーティーだけ開きたい」
「費用は抑えたいけど、お世話になった人への感謝はしっかり伝えたい」
そんな考えを持つカップルに今、「挙式は行わず、披露宴やウェディングパーティーのみを行う」という選択が広がっています。
この記事では、そんな「披露宴のみ」ウェディングのメリット・デメリットから、当日の流れ、成功させるためのポイントまで、気になる情報をすべて解説します。
なぜ今、「披露宴のみ」スタイルが選ばれるの?
このスタイルが支持される背景には、令和のカップルの多様な価値観があります。
合理的な考え方
費用や準備の負担を、ゲストへのおもてなし(料理やギフト)や新生活の資金に集中させたい。
セレモニーへの意識の変化
宗教的な儀式や形式的なセレモニーよりも、親しい人たちと楽しく過ごす時間を重視したい。
スタイルの多様化
すでに入籍を済ませていたり、海外や家族だけで挙式を済ませていたりするため、お披露目の場としてパーティーだけを行いたい。
「必ず挙式をしなければならない」という決まりはありません。
二人にとって何が一番大切かを考えた結果、このスタイルにたどり着くカップルが増えているのです。
メリット・デメリットを正直に解説!
このスタイルを選ぶ前に、良い点と注意すべき点の両方を把握しておきましょう。
メリット
・費用を抑えられる
・準備の負担が少ない
・ゲストの拘束時間が短い
・自由度が高く、カジュアルな雰囲気にしやすい
デメリット
・親や親族の理解が得にくい場合がある
・「けじめ」の感覚が薄いと感じる人もいる
・招待状の書き方などに配慮が必要
・ウェディングドレスを着る機会が減ることも
最大のメリットは、費用と時間をゲストへのおもてなしに集中できること。
一方で、ご両親やご親族の中には「挙式あってこその結婚式」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
なぜこのスタイルを選んだのか、二人の想いを丁寧に伝えることが大切です。
【当日の流れは?】披露宴のみウェディングの一例
挙式がない分、時間の使い方はとても自由。
ゲストとの歓談時間をたっぷり取った、リラックスした進行が人気です。
12:00 受付開始
ウェルカムドリンクや軽食を用意して、ゲストをおもてなし。
12:30 新郎新婦入場・開宴
BGMやオープニングムービーで華やかにスタート!
12:40 ウェルカムスピーチ
新郎からゲストへ感謝の言葉と、パーティーの趣旨を伝えます。
12:50 乾杯
いよいよ本格的にパーティーがスタート!
13:00 歓談・食事スタート
新郎新婦も各テーブルを回り、ゲストと交流。
14:00 ウェディングケーキ入刀
写真映え抜群!パーティーを盛り上げる定番演出。
14:30 友人スピーチ・余興など
詰め込みすぎず、歓談時間を大切にするのが今どきスタイル。
15:00 結びの挨拶
新婦の手紙、両家代表謝辞、新郎謝辞で感謝を伝えます。
15:30 新郎新婦退場・お見送り
プチギフトを手渡ししながら、一人ひとりに最後のご挨拶。
「披露宴のみ」を成功させる4つの重要ポイント
このスタイルを最高の一日にするために、押さえておきたい4つのコツをご紹介します。
1. 招待状で「パーティーであること」を明確に伝える
ゲストが「挙式は何時からだっけ?」と混乱しないよう、招待状の文面には工夫が必要です。
<文例>
「さて このたび 私たちは入籍し 新たな人生をスタートいたしました
つきましては 日ごろお世話になっております皆様へ感謝を込めて
ささやかながら披露パーティーを催したく存じます
ご多用中とは存じますが ご出席いただけましたら幸いです」
このように「披露パーティー」「ウェディングパーティー」といった言葉を使い、挙式がないことを明確に伝えましょう。
2. パーティー内に「けじめ」のセレモニーを取り入れる
挙式がないと、どこか物足りなくならないか心配…という方は、パーティーの冒頭で**「人前式」風の演出**を取り入れるのがおすすめです。
結婚宣言: 二人で考えた誓いの言葉を、ゲストの前で宣言する。
指輪の交換: ゲストを証人として、指輪を交換する。
結婚証明書にサイン: ゲストの代表者にサインをもらうのも素敵です。
こうした短いセレモニーがあるだけで、パーティー全体が引き締まり、感動的な雰囲気になります。
3. 衣装は「会場の雰囲気」に合わせて自由に選ぶ
挙式がないからこそ、衣装選びはもっと自由!純白のウェディングドレスはもちろん、レストランならワンピース、ガーデンならパンツスタイルなど、会場の格や雰囲気に合わせて選びましょう。お色直しで和装を取り入れるのも人気です。
4. 親や親族への事前説明を丁寧に
もしご両親が難色を示された場合は、感情的にならずに二人の想いを伝えましょう。
「形式的なことより、みんなと話す時間を大切にしたいんだ」
「その分、料理を豪華にして、しっかりおもてなしがしたい」
といった具体的な理由を話すことで、きっと理解してくれるはずです。
「挙式なし・披露宴のみ」は、伝統的な形式にとらわれず、二人とゲストの「心」のつながりを何よりも大切にする、令和らしいウェディングのカタチです。
大切なのは、世間体や常識ではなく、二人がどんな一日を過ごしたいかということ。
この記事を参考に、二人だけの最高のウェディングパーティーを創り上げてくださいね!(^^)!
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